障がい者スポーツ(車いすバスケットボール)体験学習会

  令和2年2月25日(火)に熊本県立芦北高校において、福祉課コースの1年生22名、2年生18名を対象に障がい者スポーツ(車いすバスケットボール)体験学習会を開催しました。

当日は、講師補助として、車いすバスケットボール(以下、車いすバスケ)東京パラリンピック強化選手候補の平井美喜選手にも指導をしていただきました。
まず、当法人の山本行文氏から車いすバスケと健常者のバスケットボールとを比較しながらルールの説明を受けた後、車いすバスケ用の車いすに乗り、車いすの漕ぎ方、方向返還、ターン、ストップなど車いす操作の基本技術を体験してもらい、その後ボールを使ってのパス、コート上に転がるボールの取り方、シュートなどの車いすバスケに必要な基本技術を体験してもらいました。

ルールや基本動作を学んだあとは、各チームに分かれて試合を行いました。みんな方向変換やパスに手こずりながらも楽しく一生懸命車いすバスケを実践していました。
終了後の生徒代表の挨拶では、障がいを持った方のスポーツに理解を深めていただいたようでした。

このような機会を通じて、若い世代の方々に障がいの理解の機会がさらに広がっていき、障がい者、健常者を含め全ての人が社会の構成員として健康で文化的な生活を送れるようみんなで包み合い、支え合ういわゆる”ソーシャルインクルージョン“の理念を広めていきたいと思っています。
また、今回の学習会は福祉課の神山先生からのご依頼があり実現したものでした。これからも県内の小、中、高校の先生方に障がい者スポーツに関心とご理解を頂きながらこの事業を進めていければと思っています。

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