報告

車いす陸上教室が開催されました

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熊本車いす陸上競技連盟、ソーシャルインクルジョン研究センター主催の車いす陸上教室が、昨夜7月3日(水)19:00~21:00に開催された。
この教室は、毎週水曜日19:00~21:00に運動公園幹線を利用させて頂き実施します。昨夜は初日の開催となり、8名が参加しました。
 本教室の目的は、日頃車いす陸上競技に取り組んでいる選手は元より、車いす陸上を始めて見たい方に体験していただく機会を重視した教室です。興味の有る方は、勇気をだしてチャレンジして下さい。競技用車いす(レーサー)は貸し出しを致します。ご希望の方は案内のチラシをご参照下さい。お待ちしています。

湧心館高校(定時制)車いすバスケットボール体験

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3月16日(金)に湧心館高校にて車いすバスケットボール体験を実施させていただきました。今回は定時制での実施ということで、夕方からの車いす体験となりました。
約1時間という短い時間での体験となりましたが、およそ50名弱の生徒の皆さんと先生方も一緒に体験していただくことが出来ました。競技用の車いすに乗るのはもちろん初めての皆さんでしたが、最後には試合を行いました。校長先生も参加していただき非常に楽しく盛り上がりました。生徒代表のあいさつでは、「実際に体験したことで、少しは理解が進んだと思います。」との言葉もありました。今回の車いすバスケ体験が障がい理解の一助になれたのではないでしょうか。

大津高校(体育コース)車いすバスケットボール体験

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3月15日(木)に大津高校体育コースの1、2年生を対象に、車いすバスケ体験を実施させていただきました。
 初めの1時間は講演、後半の約2時間で車いすバスケ体験を行いました。昨年の体験で、経験した事のある生徒の方もいらっしゃったこともあり、非常にスムースにすすみました。またさすが体育コースの生徒さん、すぐに慣れて積極的に動かれていたのが非常に印象的でした。試合になると大きな声を掛け合いながら、コートを走り回ってパスを回し、多くのシュート場面も見られました。これからスポーツと関わっていく事の多い体育コースのみなさんと、車いすバスケ体験を実施することができたことは、非常に価値のあるものであったと思います。

芦北高校(福祉科)車いすバスケットボール体験

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 3月14日(水)芦北高校にて車いすバスケットボール体験を実施してまいりました。今回は、福祉科の1、2年生のみなさんと楽しく実施いたしました。
 生徒のみなさんは、初めて乗る競技用の車いすに戸惑う場面も見られましたが、次第に慣れ、試合をする頃にはとても楽しんで車いすバスケを行うことができました。当日はテレビ局の取材もあり、夕方の放送で車いすバスケ体験の様子も放映されました。
 車いすバスケの体験実習でしたが、そのほかにも色々と気づきの場面もあり、有意義な体験会になったのではないでしょうか。

熊本市立北部東小学校に講演に行ってきました

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熊本市立北部東小学校に講演に行ってきました。大変暑い日でしたが、5年生の皆さん行儀良く話を聞いて頂きました。
 その後に感想文が届きました。読ませて頂き、私自身が励まされる感想文でした。有難うございました。 これからも北部東小学校5年生に負けないように頑張ります。

阿蘇仮設住宅のみなさんへのボッチャ競技の紹介報告

平成29年4月2日に阿蘇仮設住宅集会所においてボッチャ競技の紹介に行ってきました。
当初は、会場が使用可能かどうかの確認と打ち合わせの予定でしたが、集会所には3名の入居者がいらっしゃったので、ルールを説明した後、さっそく試合(ゲーム)を体験していただきました。

ゲームを繰り返しているうちに、入居者の方が一人増えまた一人増えと6名の方々が参加し、シンプルなルールにはすぐに慣れ、徐々にゲームの奥深さや楽しさに白熱したゲームが展開されるようになりました。
最後には3名対3名のチーム戦を、審判が計測するほど良い試合となり、あたかもパラリンピックのように、拍手や歓声が上がる盛り上がりでした。
皆さん口々に、「おもしろか」「なかなか思うようにいかん」と時間が経つのを忘れて楽しんでいらっしゃいました。

仮設住宅にお住いのみなさんは、何かと不自由で楽しく時間を過ごしたり運動したりする機会がないようです。これを機会に、みなさんが和気あいあいと楽しく笑顔で過ごせる時間づくりのお手伝いが今後もできたらと思いました。

大津高校車いすバスケ体験会報告

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~体験談を踏まえ、伝えたいこと~
平成29年3月16日(木)、熊本県立大津高校にて、車いすバスケ体験を実施してまいりました。バスケ用車いすは、熊本保健科学大学様より15台をお借りして持ち込みました。

今回は、北京パラリンピックで4位入賞に貢献された、車いすバスケットボール女子日本代表の、平井美喜選手も講師としてご参加いただきました。平井さんは先月(2月)大阪にて行われた、「2017国際親善女子車椅子バスケットボール大阪大会」にも出場された現役の日本代表選手です。

参加された大津高校の生徒の皆さんは、全員が体育コースに所属するこちらも現役バリバリのスポーツ選手!しかもサッカー部と女子バスケ部という県内、いや全国屈指の強豪チームの選手たちでした。

まず当法人理事の山本行文より、自身の車いすバスケとの出会いやスポーツについてのお話のあと、車いすの特性や乗り方、操作方法の説明を行いました。その後生徒の皆さんは実際に車いすを漕いで、コートを往復したりターンしたり、床に落ちたボールを拾い上げる練習などを行いました。さすが体育コースの高校生だけあって、飲み込みも早い!スタート~ストップ~ターンなど、順調に進んでいきます。
そしていよいよ5対5のゲームにうつります。いざ試合となるとやはりパスもなかなかつながらないかな?という心配をよそに、意外とパスがつながっていきます。しかし、シュートがなかなか決まらず、悪戦苦闘。シュートが決まると、大歓声が上がっていました。

生徒さん同士の試合も一通り終わり、最後に生徒vs先生+平井選手の試合を行いました。結果は、お互い一歩も譲らず進んでいき、最後の数秒で先生チームが得点をあげ勝利しました。平井選手のスピードを目の当たりにした生徒の皆さんは、「速っ!」と驚嘆の声をあげていらっしゃいました。

皆さんに実際に見て、そして体験していただくことで、何か一つでも気づきを見つけるお手伝いができればと思っております。

南陵祭車いすバスケットボール体験報告

南陵祭車いすバスケットボール体験報告のようす

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 平成28年11月13日(日)、熊本県立南陵高校において、南陵祭が開催されました。
 今回は、その南陵祭のイベントとして、車いすバスケ体験を実施してまいりました。バスケ用車いすは、熊本保健科学大学様より10台をお借りして持ち込みました。

11:00~一回目の体験会開始!
 先生方も交えて、車いすの特性や乗り方、操作方法の説明の後に、実際に皆さんで車いすを漕いで、コートを往復したりターンしたり、床に落ちたボールを拾い上げる練習などを行った後は、5対5のゲームを実施しました。
なかなか思った方向に車いすが進まなかったり、パスに手が届かなかったりしながらも、みなさんいい笑顔でボールを追いかけ、そしてシュートまで積極的に狙っていらっしゃいました。ゴールが決まると、大きな歓声が上がり非常に盛り上がりました!

 12:00~の二回目には、更に多くの高校生の皆さんが参加していただきました。最初は、「車いすバスケってどんなスポーツ?」「どうやってやるの?」といった感じの生徒さんたちも、練習を進めるうちに夢中にボールを追いかけて、楽しんでいました。中には、他校から南陵祭に来ていた生徒さんが参加していただいたり、非常に有意義な2時間となりました。その後も、保護者の方や生徒さんのご兄弟の小学生、中学生が車いすバスケに興味津々といった感じで、「ちょっと乗ってもいいですか?」と少しの時間ではありましたが体験していただくこともできました。

 今後もスポーツを実際に体験することで、より多くの気づきをみなさんに提供していきたいと考えております。

ジュニア用レーサー贈呈式のご報告

ジュニア用レーサー贈呈式のようす

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ジュニア用レーサー贈呈式

この度、熊本城東ライオンズクラブ様より、当法人へジュニア用陸上競技車いすを2台寄贈していただきました。贈呈式は、平成28年9月28日11時から、うまかな・よかなスタジアム屋内走路にて行われました。
まずは、熊本城東ライオンズクラブ第6代会長の河田啓吾様より、「チャレンジ陸上大会に関わることで、障がいのある方、特に子供達のスポーツの現状を知り、今回のジュニア用陸上競技車いす(アジャスタブルレーサー)の寄贈につながった。是非、この車いすを活用して元気に走り回ってほしい。」と寄贈者挨拶が行われました。続いて、当法人理事長の米満弘之から、「障がいのある子供達が、伸び伸びと育っていくためには、運動は欠かせない、是非活用させていただきたい。」と受贈者謝辞が述べられました。

その後、熊本市東区の小学2年生、原かのんさんに実際に寄贈されたジュニア用陸上競技車いすに試乗していただきました。小柄なかのんさん身体にも、ぴったり合うように調整されたレーサーで、屋内走路で軽く走った後は、雨上がりのトラックに飛び出し、勢いよく走っていました。
身体のサイズに合わせて、座面を横に広げることができる寄贈されたレーサーは、様々な方に活用していただくことができるため、今後はよりひろく運動の普及に役立てていくことが期待されます。
2台のレーサーを寄贈していただきました、熊本城東ライオンズクラブ様に、心よりお礼申し上げます。

車いす体験教室報告

車いす体験教室報告の写真

今回は、初めての試みとして中学生を対象とした、車いす体験教室を開催いたしました。対象は、熊本大学教育学部附属中学校の3年生の生徒の皆さん全員でした。まずは井福校長先生より、教室開催の意義について、「他校と違い、特別支援学級などがない中学校のため、日常的に障がいを持った方々と触れ合う機会が少ない。この教室を通して、身近に感じてほしい。」とご説明頂きました。その後、当センターの山本センター長より、ソーシャルインクルージョンの理念を、中学生にわかりやすく簡潔にご説明していただいた後、教室へとうつっていきました。

 通常、車いす体験というと車いす各部の名称説明や、利用者の状況、操作方法、介助方法の説明および実践という形式が多いと思いますが、当センターの車いす体験教室は、『車いすスラローム』という、かつてパラリンピック種目であったスポーツを活用し、楽しく車いす体験や補助の体験をしていただく形式で行いました。

 初めに車いすの簡単な説明を行い、できるだけ多くのみなさんに実際に車いすに乗っていただくために、早速スラロームに挑戦していただきました。生徒さんたちは、車いすに乗った経験もない方がほとんどでしたが、非常に積極的に取り組んでいらっしゃいました。コース内には、スロープや段差などもあるため、登れなかったり、越えられなかったりと悪戦苦闘する姿も見られましたが、日常生活での車いす利用者におけるバリアも実感していただけたと思います。

 最後に、代表の生徒さんから、「これからの生活の中で、今日の体験を活かし、できることは、実践していきたいと思います。」と感想もいただき、今回の教室が有意義な時間になったのではないかと、一安心いたしました。今後も広く、車いす体験教室を実施していきたいと考えております。

主  催:熊本大学教育学部附属中学校
特定非営利活動法人ソーシャルインクルージョン研究センター
協  力:熊本機能病院、熊本保健科学大学
日  時:平成27年11月6日(金)15:10~16:10
場  所:熊本大学教育学部附属中学校体育館
対  象:中学3年生