2024年 11月 の投稿一覧

アスリート支援事業 サポート選手原かのん選手が2種目金メダル獲得

10月26日・27日に佐賀県で開催されました第32回全国障害者スポーツ大会に当法人のアスリート支援事業でサポートしている原かのん選手が陸上競技の肢体⑭1部100mと200mに出場しました。

原選手は26日の200m種目で33秒57の大会新記録で優勝。27日の100m種目でも17秒97の大会新記録で優勝しました。特に100m種目は追い風が強く、全ての100mレースは追い風(3~4m)の影響で良い記録は出るものの風(+2.0m/sを超える)の為に参考記録となり、選手に取っては嬉しさと残念な複雑な気持ちとなりました。

そんな中に原選手も同様な気象条件下でレースはスタート。その瞬間、風が弱くなり+1.4mで勇逸の正式記録となり、大会記録と認定されました。奇跡的な気象条件であったが、そこで記録を出せた事は、言うまでもなく日頃の練習の賜と思います。

日常生活の中で練習となる方法や新たな体づくりのトレーニングを取り入れ、取り組んだ結果が成績、記録につながったかと思います。また、それだけでなく大会期間中にサポートいただいた皆さんのお蔭で体調も崩さず、レースに臨めたことの感謝の気持ちも忘れないようにしましょう。
これからも当法人はご家族と共に練習メニューや栄養など総合的なサポートに取り組んで行きたいと思います。

  • 原かのん選手の写真
  • コースの写真

久留米筑後川河川敷自転車道路の練習会報告

 10月20日14時から今年初めてのロード実践練習を行いました。当日は晴天でしたが風が強く、トレーニングの条件としてはあいにくの天候となった。
 そこで、この強風を有効に活用し、往路の迎え風を負荷トレーニング(ヒルトレーニング)と同様ととらえ、また復路は追い風を利用したスピードトレーニングとする大変貴重な条件のロードトレーニングとなった。
 ただ、クラスT33の矢島選手は上肢障害もある為に往路では厳しいくハードな条件となった。さらに復路の追い風は、思った以上の強風によりコースによってはスピードが上がり、ハンドリムの回転に手が付いていけない状況となった。だが全般的には良い経験になる良いトレーニングとなった。一方でクラスT34の高峯選手は、しっかり天候をうまく利用したトレーニングとなった。

 が一部で強風の影響を受けて上手くレーサーをコントロールすることができず、叢に突入してしまったところもあった。しかしケガもなく終了することができた。
 今回も当法人から3名の支援者を派遣し、選手のサポートを行った。また、多くの仲間が参加していただき、練習会を盛り上げていただいた。ご参加いただきました仲間のみなさまにお礼申し上げます。