車いす体験教室報告

車いす体験教室報告の写真

今回は、初めての試みとして中学生を対象とした、車いす体験教室を開催いたしました。対象は、熊本大学教育学部附属中学校の3年生の生徒の皆さん全員でした。まずは井福校長先生より、教室開催の意義について、「他校と違い、特別支援学級などがない中学校のため、日常的に障がいを持った方々と触れ合う機会が少ない。この教室を通して、身近に感じてほしい。」とご説明頂きました。その後、当センターの山本センター長より、ソーシャルインクルージョンの理念を、中学生にわかりやすく簡潔にご説明していただいた後、教室へとうつっていきました。

 通常、車いす体験というと車いす各部の名称説明や、利用者の状況、操作方法、介助方法の説明および実践という形式が多いと思いますが、当センターの車いす体験教室は、『車いすスラローム』という、かつてパラリンピック種目であったスポーツを活用し、楽しく車いす体験や補助の体験をしていただく形式で行いました。

 初めに車いすの簡単な説明を行い、できるだけ多くのみなさんに実際に車いすに乗っていただくために、早速スラロームに挑戦していただきました。生徒さんたちは、車いすに乗った経験もない方がほとんどでしたが、非常に積極的に取り組んでいらっしゃいました。コース内には、スロープや段差などもあるため、登れなかったり、越えられなかったりと悪戦苦闘する姿も見られましたが、日常生活での車いす利用者におけるバリアも実感していただけたと思います。

 最後に、代表の生徒さんから、「これからの生活の中で、今日の体験を活かし、できることは、実践していきたいと思います。」と感想もいただき、今回の教室が有意義な時間になったのではないかと、一安心いたしました。今後も広く、車いす体験教室を実施していきたいと考えております。

主  催:熊本大学教育学部附属中学校
特定非営利活動法人ソーシャルインクルージョン研究センター
協  力:熊本機能病院、熊本保健科学大学
日  時:平成27年11月6日(金)15:10~16:10
場  所:熊本大学教育学部附属中学校体育館
対  象:中学3年生

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