パラスポーツアスリート支援事業サポート選手2名が久留米筑後川河川敷自転車道路練習

 本年も大分国際車いすマラソン大会に向けてサポート2名の選手が実践練習として久留米市筑後川河川敷自転車道路を20km走ります。
2選手の今年の目標は、昨年の大分大会で出した記録を更新することです。
NPO法人ソーシャルインクルージョン研究センターは専門のスタッフを派遣し、しっかりサポートします。

開催日時: 1回目令和4年10月16日(日)13:30~16:30
      2回目令和4年11月 6日(日)13:30~16:30
開催場所: 久留米市筑後川河川敷自転車道路(片道約10km)

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アスリート支援事業報告

5月8日(日)に熊本県東地区(阿蘇、菊池、合志)の障がい者陸上練習会が開催されました。当法人のサポート選手が参加しました。
日ごろの練習は室内練習機(ローラー)で行っており、実践的なトラック練習は久しぶりでした。また、練習後に記録会も実施され、それぞれの選手が取り組んでいる競技種目に出場しました。今年に登録しました坂本未悠選手も参加しました。

原かのん選手:100m・200m、矢島一樹選手:100m・50m、高峯俊選手:100m・200m
坂本未悠選手:100m

原選手は22日に開催される熊本県障害者スポーツ大会(陸上競技100mに出場予定)に向けたリハーサルとなり、20秒58の好記録を出し、自信が付いたと思う。
矢島選手は、競技用車いす(レーサー)で100mに出場し、セパレートコース(線を踏んだら失格になる)を気に過ぎて思う様に走れなかったと悔しさを募らせていた。また、22日に開催される熊本県障害者スポーツ大会(陸上競技50mに出場予定)に向けては、競技規則上、常用の車いす出場の為にレーサーから常用車いすに乗り換えて望み、まずまずの記録となった。
高峯選手は、22日に開催される熊本県障害者スポーツ大会(陸上競技100mに出場予定)に向けたリハーサルとなり、25秒33で少し不満足の記録で、本番での記録更新に期待したい。
坂本選手は、練習を始めたとは言え、まだ車いす(レーサー)との調整段階で練習会も記録会も初めての状態で思う様にレーサーを漕ぐことや操作することもままならず大変な思いをしたことと思う。今後、少しづつ進めていけたらと思う。

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第40回記念大分国際車いすマラソン大会報告

当法人のアスリート支援事業でサポートしています2名の選手が第40回記念大分国際車いすマラソン大会に参加し、見事完走。


高峯俊選手T34 (20歳)2回目出場

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感想
前回より早く走れたのが嬉しかった。
次はもっと早く走れるように練習を頑張りたいと思います。

1回面の記録は1時間51分45秒
今回の記録は、1時間44分16秒

矢島一樹選手T33(24歳)初回出場

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感想
秋晴れの中走った21キロは、とても気持ちの良いものだった。
私は、3月から山本さんのご指導のもと陸上の練習を始めた。最初は、ハンドリムの内側を叩く漕ぎ方に体がなかなか慣れなかったが、車いすや自分のフォームの調整を通して、徐々にスピードを出せるようになることが嬉しかった。
当日、号砲が鳴り選手が一斉に動き出したときの興奮は忘れられない。初めて出場した私がどこまで進むことが出来るのか。坂を駆け下りる時の疾走感や果てしなく続く直線に諦めそうになったときに応援してくれる声。気持ちよさと苦しさ、応援でもらう力の強さを実感した100分だった。
練習した成果が100%結果に現れるのが陸上競技の楽しさだと感じる。対戦相手がおらず、自分のタイムとのみ戦う。日々の練習で培う筋力・体力・メンタルがいかに大切かを切に感じた。私はまだまだ始めたばかり。これまでより一層練習に励み、今回のタイムを大幅に更新することを目標にしたい。

第40回記念 大分国際車いすマラソン大会

当法人のアスリート支援事業でサポート選手2名が大分国際車いすマラソン大会のハーフマラソン種目に出場します。
 今大会に向けて、4月頃から本人に適合するレーサーの調達を行い、そのレーサーを本人の障害に沿ったポジションをセッティングしながら定期的に練習を積み重ねてきた。
また、大分大会コースの一番の難所である弁天大橋の坂を含めた上り坂の攻略とコーナーの曲がり方を習得する為に久留米の筑後川河川敷自転車道路に出向き調整も行った。
 2選手の完走と好記録を期待します。頑張ってください。

日時:2021年11月21日(日曜日)10:00

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アスリート支援事業 サポート選手20kmチャレンジ

大分国際車いすマラソン大会の完走を目指す高峯選手と矢島選手が、11月3日に久留米の筑後川河川敷自転車道路を試走しました。
今回のチャレンジは、大分大会コースの一番の難所である弁天大橋の坂を含めた上り坂の攻略とコーナーの曲がり方を習得することを目的としました。
 2選手共に20kmを見事に2時間以内で完走することができました。大分大会での完走に少し自信がついたと思います。また、記録更新の意欲にもつながったと思います。
大分大会での2選手の検討を期待します。

今回の練習会場

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熊本はばたき高等支援学校 体験学習会報告

 令和3年9月16日(木)に熊本はばたき高等支援学校において2年生20名を対象に障がい者スポーツ(車いすバスケットボール)体験学習会を開催しました。
 今回は、コロナ感染による蔓延防止宣言中の為、開催を先生と何度となく調整、検討を行い、手指の消毒、体育館の換気等感染防止に十分留意しながらの開催となりました。生徒さんにとっては、様々な行事が中止となる中での開催とあって、大変楽しみにして頂いてように感じました。それを感じたのが、開始前5分には皆さんは集合されました。また、車いすの操作も苦戦する中に習得され、試合は華麗なプレイが続出し、白熱しました。一番は皆が笑顔で楽しくされていたことが印象的でした。

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熊本はばたき高等支援学校

車いすバスケットボールの体験の画像

熊本はばたき高等支援学校

2021年9月16日(木曜日)10:40~

車椅子バスケットボールの体験を行います。

障がい者スポーツ(車いすバスケットボール)体験学習

令和3年2月17日(水)に熊本県立芦北高校において福祉課の1・2年生46名を対象に障碍者スポーツ(車いすバスケットボール)体験学習会を開催しました。
今回は、コロナウィルスの問題もあり、手指の消毒、体育館の換気等感染防止に十分留意しながらの開催となりました。
生徒たちにとっては、様々な行事が中止となる中での開催とあって、大変楽しみにしていたようです。
まずは、車いすバスケットボールのルールの基本を説明し、車いすバスケ用の車いすに乗り実技を行いました。
1年生は、車いすバスケの競技用車いすに乗るのは初めてで、車いすの漕ぎ方や方向転換、ターン、ストップ等車いす操作の基本技術を体験。その後ボールを使ってのパス、コート上を転がるボールの取り方、シュートなど車いすバスケに必要な技術を体験しその後試合を行いました。

試合では、思うように動けずパスが大きく外れたり、ゴール下でのシュートが届かなかったりと、周りの声援と笑いが絶えない楽しい時間を過ごすことができました。
同校では、毎年この車いすバスケ体験学習会を企画していただいており、福祉を学ぶ生徒の皆さんが、このような体験を通じて、今後の学習や社会活動において、障がい者への理解をますます深めていただければと思っています。

  • 障がい者スポーツ(車いすバスケットボール)体験学習の画像
  • 障がい者スポーツ(車いすバスケットボール)体験学習の画像
  • 障がい者スポーツ(車いすバスケットボール)体験学習の画像
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車いすバスケットボール体験教室

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今回、本特定非営利活動法人が取り組んでいるデリバリ車いすバスケットボール体験教室に熊本県立芦北高校が賛同していただきました。
芦北高校の皆さんに車いすバスケットボールを楽しんでいただけたらと思います。

結果として、障がい者への理解が一層進み、障がい者が身近な地域においてスポーツに親しむことができる社会の実現に向けて、障がい者スポーツの普及促進の取組が求められている。

また、障がい者スポーツの普及促進は、少子高齢化や人口減少が進む我が国において、スポーツに苦手意識を有する子どもや高齢者等にもスポーツへの参画を促し、障がい者と健常者が一緒になりスポーツ活動を楽しむとともに、地域社会の活性化、健康長寿社会や共生社会の構築といったことにつながればと思っています。

  • 主 催 者:ソーシャルインクルージョン研究センター
  • 対象高校:熊本県立芦北高等学校
  • 協  力:特定非営利活動法人ソーシャルインクルージョン研究センター
  •  熊本機能病院
  •  熊本保健科学大学
  • 日  時:2021年2月17日(水)13:50~15:40
  • 場  所:熊本県立芦北高等学校体育館

障がい者スポーツ(車いすバスケットボール)体験学習会

  令和2年2月25日(火)に熊本県立芦北高校において、福祉課コースの1年生22名、2年生18名を対象に障がい者スポーツ(車いすバスケットボール)体験学習会を開催しました。

当日は、講師補助として、車いすバスケットボール(以下、車いすバスケ)東京パラリンピック強化選手候補の平井美喜選手にも指導をしていただきました。
まず、当法人の山本行文氏から車いすバスケと健常者のバスケットボールとを比較しながらルールの説明を受けた後、車いすバスケ用の車いすに乗り、車いすの漕ぎ方、方向返還、ターン、ストップなど車いす操作の基本技術を体験してもらい、その後ボールを使ってのパス、コート上に転がるボールの取り方、シュートなどの車いすバスケに必要な基本技術を体験してもらいました。

ルールや基本動作を学んだあとは、各チームに分かれて試合を行いました。みんな方向変換やパスに手こずりながらも楽しく一生懸命車いすバスケを実践していました。
終了後の生徒代表の挨拶では、障がいを持った方のスポーツに理解を深めていただいたようでした。

このような機会を通じて、若い世代の方々に障がいの理解の機会がさらに広がっていき、障がい者、健常者を含め全ての人が社会の構成員として健康で文化的な生活を送れるようみんなで包み合い、支え合ういわゆる”ソーシャルインクルージョン“の理念を広めていきたいと思っています。
また、今回の学習会は福祉課の神山先生からのご依頼があり実現したものでした。これからも県内の小、中、高校の先生方に障がい者スポーツに関心とご理解を頂きながらこの事業を進めていければと思っています。

  • 障がい者スポーツ(車いすバスケットボール)体験学習会の写真
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