熊本市立北部東小学校5学年「学年行事」で講演

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日 時: 平成29年7月12日(水)
     15:30~16:30

場 所: 熊本市北区東小学校 体育館

対 象: 北部東小学校 5学年とその保護者

講演者: 山本行文氏
     演題「やればできる~可能性への挑戦~」

阿蘇仮設住宅のみなさんへのボッチャ競技の紹介報告

平成29年4月2日に阿蘇仮設住宅集会所においてボッチャ競技の紹介に行ってきました。
当初は、会場が使用可能かどうかの確認と打ち合わせの予定でしたが、集会所には3名の入居者がいらっしゃったので、ルールを説明した後、さっそく試合(ゲーム)を体験していただきました。

ゲームを繰り返しているうちに、入居者の方が一人増えまた一人増えと6名の方々が参加し、シンプルなルールにはすぐに慣れ、徐々にゲームの奥深さや楽しさに白熱したゲームが展開されるようになりました。
最後には3名対3名のチーム戦を、審判が計測するほど良い試合となり、あたかもパラリンピックのように、拍手や歓声が上がる盛り上がりでした。
皆さん口々に、「おもしろか」「なかなか思うようにいかん」と時間が経つのを忘れて楽しんでいらっしゃいました。

仮設住宅にお住いのみなさんは、何かと不自由で楽しく時間を過ごしたり運動したりする機会がないようです。これを機会に、みなさんが和気あいあいと楽しく笑顔で過ごせる時間づくりのお手伝いが今後もできたらと思いました。

大津高校車いすバスケ体験会報告

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~体験談を踏まえ、伝えたいこと~
平成29年3月16日(木)、熊本県立大津高校にて、車いすバスケ体験を実施してまいりました。バスケ用車いすは、熊本保健科学大学様より15台をお借りして持ち込みました。

今回は、北京パラリンピックで4位入賞に貢献された、車いすバスケットボール女子日本代表の、平井美喜選手も講師としてご参加いただきました。平井さんは先月(2月)大阪にて行われた、「2017国際親善女子車椅子バスケットボール大阪大会」にも出場された現役の日本代表選手です。

参加された大津高校の生徒の皆さんは、全員が体育コースに所属するこちらも現役バリバリのスポーツ選手!しかもサッカー部と女子バスケ部という県内、いや全国屈指の強豪チームの選手たちでした。

まず当法人理事の山本行文より、自身の車いすバスケとの出会いやスポーツについてのお話のあと、車いすの特性や乗り方、操作方法の説明を行いました。その後生徒の皆さんは実際に車いすを漕いで、コートを往復したりターンしたり、床に落ちたボールを拾い上げる練習などを行いました。さすが体育コースの高校生だけあって、飲み込みも早い!スタート~ストップ~ターンなど、順調に進んでいきます。
そしていよいよ5対5のゲームにうつります。いざ試合となるとやはりパスもなかなかつながらないかな?という心配をよそに、意外とパスがつながっていきます。しかし、シュートがなかなか決まらず、悪戦苦闘。シュートが決まると、大歓声が上がっていました。

生徒さん同士の試合も一通り終わり、最後に生徒vs先生+平井選手の試合を行いました。結果は、お互い一歩も譲らず進んでいき、最後の数秒で先生チームが得点をあげ勝利しました。平井選手のスピードを目の当たりにした生徒の皆さんは、「速っ!」と驚嘆の声をあげていらっしゃいました。

皆さんに実際に見て、そして体験していただくことで、何か一つでも気づきを見つけるお手伝いができればと思っております。

総合学習を通じた人権教育活動実施要綱
~車いす体験を通じた、理解と気づき~

目  的:障がいのある人、特に車いす利用者の体験談を通じ、様々角度から多面的に人権問題を考え、更に実際に車いす(車いすバスケットボール)を体験し、障がいのある当事者の立場、体験することで、「知識を学ぶ」とともに「体験的な学習」も行うことが可能と考える。
主 催 者:特定非営利活動法人 ソーシャルインクルージョン研究センター
協  力:熊本機能病院・熊本保健科学大学
内  容: 実技「車いす体験」(車いすバスケットボール)
対  象:熊本県立大津高校学校生徒(体育コース科一学年)
日  時:平成29年3月16日(木曜日)13:50から約2時間
場  所:熊本県立大津高等学校 体育館

南陵祭車いすバスケットボール体験報告

南陵祭車いすバスケットボール体験報告のようす

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 平成28年11月13日(日)、熊本県立南陵高校において、南陵祭が開催されました。
 今回は、その南陵祭のイベントとして、車いすバスケ体験を実施してまいりました。バスケ用車いすは、熊本保健科学大学様より10台をお借りして持ち込みました。

11:00~一回目の体験会開始!
 先生方も交えて、車いすの特性や乗り方、操作方法の説明の後に、実際に皆さんで車いすを漕いで、コートを往復したりターンしたり、床に落ちたボールを拾い上げる練習などを行った後は、5対5のゲームを実施しました。
なかなか思った方向に車いすが進まなかったり、パスに手が届かなかったりしながらも、みなさんいい笑顔でボールを追いかけ、そしてシュートまで積極的に狙っていらっしゃいました。ゴールが決まると、大きな歓声が上がり非常に盛り上がりました!

 12:00~の二回目には、更に多くの高校生の皆さんが参加していただきました。最初は、「車いすバスケってどんなスポーツ?」「どうやってやるの?」といった感じの生徒さんたちも、練習を進めるうちに夢中にボールを追いかけて、楽しんでいました。中には、他校から南陵祭に来ていた生徒さんが参加していただいたり、非常に有意義な2時間となりました。その後も、保護者の方や生徒さんのご兄弟の小学生、中学生が車いすバスケに興味津々といった感じで、「ちょっと乗ってもいいですか?」と少しの時間ではありましたが体験していただくこともできました。

 今後もスポーツを実際に体験することで、より多くの気づきをみなさんに提供していきたいと考えております。

ジュニア用レーサー贈呈式のご報告

ジュニア用レーサー贈呈式のようす

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ジュニア用レーサー贈呈式

この度、熊本城東ライオンズクラブ様より、当法人へジュニア用陸上競技車いすを2台寄贈していただきました。贈呈式は、平成28年9月28日11時から、うまかな・よかなスタジアム屋内走路にて行われました。
まずは、熊本城東ライオンズクラブ第6代会長の河田啓吾様より、「チャレンジ陸上大会に関わることで、障がいのある方、特に子供達のスポーツの現状を知り、今回のジュニア用陸上競技車いす(アジャスタブルレーサー)の寄贈につながった。是非、この車いすを活用して元気に走り回ってほしい。」と寄贈者挨拶が行われました。続いて、当法人理事長の米満弘之から、「障がいのある子供達が、伸び伸びと育っていくためには、運動は欠かせない、是非活用させていただきたい。」と受贈者謝辞が述べられました。

その後、熊本市東区の小学2年生、原かのんさんに実際に寄贈されたジュニア用陸上競技車いすに試乗していただきました。小柄なかのんさん身体にも、ぴったり合うように調整されたレーサーで、屋内走路で軽く走った後は、雨上がりのトラックに飛び出し、勢いよく走っていました。
身体のサイズに合わせて、座面を横に広げることができる寄贈されたレーサーは、様々な方に活用していただくことができるため、今後はよりひろく運動の普及に役立てていくことが期待されます。
2台のレーサーを寄贈していただきました、熊本城東ライオンズクラブ様に、心よりお礼申し上げます。

ジュニア用陸上競技用車いす贈呈式

ジュニア陸上競技用車いす(レーサー)贈呈式の写真

このたび熊本城東ライオンズクラブより、特定非営利法人ソーシャルインクルージョン研究センターにジュニア用陸上競技車いす(レーサー)が贈呈されることになりました。
その貴重なジュニア用陸上競技用車いす(レーサー)の贈呈式を、下記の日程で行う事になりましたのでご案内申し上げます。
時節柄ご多忙のこととお察しいたしますが、取材および報道をよろしくお願い申し上げます。

贈呈式日時:平成28年9月28日(水曜日)11:00~12:00
贈呈式会場:熊本県総合運動公園 うまかなよかなスタジアム競技場
熊本市東区小山町
雨天の場合(室内走路、または玄関ロビー)

式次第
1. 開 式:
2. 寄贈者挨拶:熊本城東ライオンズクラブ 河田会長
3. 寄 贈:ジュニア用陸上競技用車いす(レーサー)2 台
4. 受贈者謝辞:特定非営利法人ソーシャルインクルージョン研究センター 米満理事長
5. 試乗試走者:原かのん(熊本市東区)小学2年生
6. 質疑、応答:インタビュー形式
7. 閉 式:

【備考】
寄贈金額:総額 300,000 円(レサー2 台)
出席者
【熊本城東ライオンズクラブ】
会長 河田啓吾 様 (株式会社 河田印刷 代表取締役社長)
役員 約8名

【特定非営利法人ソーシャルインクルージョン研究センター】
理事長 米満弘之 様 (医療法人社団 寿量会 熊本機能病院 会長)
役員 約3名

問い合わせ先
熊本市北区山室6-8-1 (担当者山本)
℡:090-8911-8890 Fax:096-346-0302 Mail:jpn_y_yamamoto@yahoo.co.jp

総合学習に関わる講演、車いす体験研修会の予定

このたび私たちはソーシャルインクルージョン研究センターとして当センターが目指している「全ての人々を孤独や孤立、排除や摩擦から援護し、 健康で文化的な生活の実現につなげるよう、社会の構成員として包み支え合う」という理念をより多くの人々に知っていただくために活動を始めております。
今回ソーシャルインクルージョンの理念をご理解頂きました熊本大学教育学部生涯スポーツ学部の生徒さんに車いす体験の時間を設けて頂きました。
実際に車いすのバスケットボールを通じて「知識を学ぶ」とともに「体験的な学習」も行い、理解を深めていただくことが出来たらと楽しみにしています。

1.主 催:特定非営利活動法人 ソーシャルインクルージョン研究センター
2.協 力:熊本学園大学・熊本障がい者スポーツ指導者協議会
3.対 象 者:熊本大学教育学部「生涯スポーツ学部」
4.実施内容:実技「車いすバスケットボール体験」
5.開 催 日:平成28年 月27日・平成28年7月4日

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夏季車いす陸上教室参加者募集!

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レース用の車いすで走ってみたい!(ジュニア大歓迎)
貸出用のジョギング用を使いながら、楽しく指導が受けられます!

車いす体験教室報告

車いす体験教室報告の写真

今回は、初めての試みとして中学生を対象とした、車いす体験教室を開催いたしました。対象は、熊本大学教育学部附属中学校の3年生の生徒の皆さん全員でした。まずは井福校長先生より、教室開催の意義について、「他校と違い、特別支援学級などがない中学校のため、日常的に障がいを持った方々と触れ合う機会が少ない。この教室を通して、身近に感じてほしい。」とご説明頂きました。その後、当センターの山本センター長より、ソーシャルインクルージョンの理念を、中学生にわかりやすく簡潔にご説明していただいた後、教室へとうつっていきました。

 通常、車いす体験というと車いす各部の名称説明や、利用者の状況、操作方法、介助方法の説明および実践という形式が多いと思いますが、当センターの車いす体験教室は、『車いすスラローム』という、かつてパラリンピック種目であったスポーツを活用し、楽しく車いす体験や補助の体験をしていただく形式で行いました。

 初めに車いすの簡単な説明を行い、できるだけ多くのみなさんに実際に車いすに乗っていただくために、早速スラロームに挑戦していただきました。生徒さんたちは、車いすに乗った経験もない方がほとんどでしたが、非常に積極的に取り組んでいらっしゃいました。コース内には、スロープや段差などもあるため、登れなかったり、越えられなかったりと悪戦苦闘する姿も見られましたが、日常生活での車いす利用者におけるバリアも実感していただけたと思います。

 最後に、代表の生徒さんから、「これからの生活の中で、今日の体験を活かし、できることは、実践していきたいと思います。」と感想もいただき、今回の教室が有意義な時間になったのではないかと、一安心いたしました。今後も広く、車いす体験教室を実施していきたいと考えております。

主  催:熊本大学教育学部附属中学校
特定非営利活動法人ソーシャルインクルージョン研究センター
協  力:熊本機能病院、熊本保健科学大学
日  時:平成27年11月6日(金)15:10~16:10
場  所:熊本大学教育学部附属中学校体育館
対  象:中学3年生