報告

第40回記念大分国際車いすマラソン大会報告

当法人のアスリート支援事業でサポートしています2名の選手が第40回記念大分国際車いすマラソン大会に参加し、見事完走。


高峯俊選手T34 (20歳)2回目出場

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感想
前回より早く走れたのが嬉しかった。
次はもっと早く走れるように練習を頑張りたいと思います。

1回面の記録は1時間51分45秒
今回の記録は、1時間44分16秒

矢島一樹選手T33(24歳)初回出場

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感想
秋晴れの中走った21キロは、とても気持ちの良いものだった。
私は、3月から山本さんのご指導のもと陸上の練習を始めた。最初は、ハンドリムの内側を叩く漕ぎ方に体がなかなか慣れなかったが、車いすや自分のフォームの調整を通して、徐々にスピードを出せるようになることが嬉しかった。
当日、号砲が鳴り選手が一斉に動き出したときの興奮は忘れられない。初めて出場した私がどこまで進むことが出来るのか。坂を駆け下りる時の疾走感や果てしなく続く直線に諦めそうになったときに応援してくれる声。気持ちよさと苦しさ、応援でもらう力の強さを実感した100分だった。
練習した成果が100%結果に現れるのが陸上競技の楽しさだと感じる。対戦相手がおらず、自分のタイムとのみ戦う。日々の練習で培う筋力・体力・メンタルがいかに大切かを切に感じた。私はまだまだ始めたばかり。これまでより一層練習に励み、今回のタイムを大幅に更新することを目標にしたい。

アスリート支援事業 サポート選手20kmチャレンジ

大分国際車いすマラソン大会の完走を目指す高峯選手と矢島選手が、11月3日に久留米の筑後川河川敷自転車道路を試走しました。
今回のチャレンジは、大分大会コースの一番の難所である弁天大橋の坂を含めた上り坂の攻略とコーナーの曲がり方を習得することを目的としました。
 2選手共に20kmを見事に2時間以内で完走することができました。大分大会での完走に少し自信がついたと思います。また、記録更新の意欲にもつながったと思います。
大分大会での2選手の検討を期待します。

今回の練習会場

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熊本はばたき高等支援学校 体験学習会報告

 令和3年9月16日(木)に熊本はばたき高等支援学校において2年生20名を対象に障がい者スポーツ(車いすバスケットボール)体験学習会を開催しました。
 今回は、コロナ感染による蔓延防止宣言中の為、開催を先生と何度となく調整、検討を行い、手指の消毒、体育館の換気等感染防止に十分留意しながらの開催となりました。生徒さんにとっては、様々な行事が中止となる中での開催とあって、大変楽しみにして頂いてように感じました。それを感じたのが、開始前5分には皆さんは集合されました。また、車いすの操作も苦戦する中に習得され、試合は華麗なプレイが続出し、白熱しました。一番は皆が笑顔で楽しくされていたことが印象的でした。

  • はばたき支援学校の画像1
  • はばたき支援学校の画像2

障がい者スポーツ(車いすバスケットボール)体験学習

令和3年2月17日(水)に熊本県立芦北高校において福祉課の1・2年生46名を対象に障碍者スポーツ(車いすバスケットボール)体験学習会を開催しました。
今回は、コロナウィルスの問題もあり、手指の消毒、体育館の換気等感染防止に十分留意しながらの開催となりました。
生徒たちにとっては、様々な行事が中止となる中での開催とあって、大変楽しみにしていたようです。
まずは、車いすバスケットボールのルールの基本を説明し、車いすバスケ用の車いすに乗り実技を行いました。
1年生は、車いすバスケの競技用車いすに乗るのは初めてで、車いすの漕ぎ方や方向転換、ターン、ストップ等車いす操作の基本技術を体験。その後ボールを使ってのパス、コート上を転がるボールの取り方、シュートなど車いすバスケに必要な技術を体験しその後試合を行いました。

試合では、思うように動けずパスが大きく外れたり、ゴール下でのシュートが届かなかったりと、周りの声援と笑いが絶えない楽しい時間を過ごすことができました。
同校では、毎年この車いすバスケ体験学習会を企画していただいており、福祉を学ぶ生徒の皆さんが、このような体験を通じて、今後の学習や社会活動において、障がい者への理解をますます深めていただければと思っています。

  • 障がい者スポーツ(車いすバスケットボール)体験学習の画像
  • 障がい者スポーツ(車いすバスケットボール)体験学習の画像
  • 障がい者スポーツ(車いすバスケットボール)体験学習の画像
  • 障がい者スポーツ(車いすバスケットボール)体験学習の画像

障がい者スポーツ(車いすバスケットボール)体験学習会

  令和2年2月25日(火)に熊本県立芦北高校において、福祉課コースの1年生22名、2年生18名を対象に障がい者スポーツ(車いすバスケットボール)体験学習会を開催しました。

当日は、講師補助として、車いすバスケットボール(以下、車いすバスケ)東京パラリンピック強化選手候補の平井美喜選手にも指導をしていただきました。
まず、当法人の山本行文氏から車いすバスケと健常者のバスケットボールとを比較しながらルールの説明を受けた後、車いすバスケ用の車いすに乗り、車いすの漕ぎ方、方向返還、ターン、ストップなど車いす操作の基本技術を体験してもらい、その後ボールを使ってのパス、コート上に転がるボールの取り方、シュートなどの車いすバスケに必要な基本技術を体験してもらいました。

ルールや基本動作を学んだあとは、各チームに分かれて試合を行いました。みんな方向変換やパスに手こずりながらも楽しく一生懸命車いすバスケを実践していました。
終了後の生徒代表の挨拶では、障がいを持った方のスポーツに理解を深めていただいたようでした。

このような機会を通じて、若い世代の方々に障がいの理解の機会がさらに広がっていき、障がい者、健常者を含め全ての人が社会の構成員として健康で文化的な生活を送れるようみんなで包み合い、支え合ういわゆる”ソーシャルインクルージョン“の理念を広めていきたいと思っています。
また、今回の学習会は福祉課の神山先生からのご依頼があり実現したものでした。これからも県内の小、中、高校の先生方に障がい者スポーツに関心とご理解を頂きながらこの事業を進めていければと思っています。

  • 障がい者スポーツ(車いすバスケットボール)体験学習会の写真
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熊本市立芳野中学校 立志式講演会 報告

  先日、熊本市立芳野中学校の立志式に講和の依頼が有りましたので、出席を致しました。
立志式では、校長先生から立志式の意味についてお話の合った後に2年生の皆さんが一人ひとり、立志式にあたり、一字を掲げそれぞれの思いを発表されていました。どの生徒さん一字に込める思いがしっかりと伝わり、感激を致しました。
その後、私の講和を熱心に聞いていただきました。
立志式終了翌日には皆さんから「私はあきらめないで頑張ります」「友達を大切にします」「努力は裏切らないとおもいます」「いろいろなことに挑戦して行きます」などの感想を頂き、私の方が元気を頂きました。
ご静聴を頂きまして有難うございました。

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熊本ロータリークラブ例会にて講和報告

  先日、熊本ロータリークラブの例会にて講和をさせて頂きました。
  出席の皆さんは各企業において重責を担っておられる方でした。個人的に想像すると日々お忙しい事と思います。そんな中に毎週、社会支援活動について会合を行い、週末等に実践的な活動を行われている事に頭が下がる思いでした。
  私の講和も熱心に聞いていただき、感謝にたえません。ご静聴を頂きまして有難うございました。

合志市人権教育推進協議会 社会教育部会人権教育講演会 ビィーブル(文化ホール) 講演会に行ってきました。

令和元年度 合志市人権教育推進協議会 社会教育部会
人権教育講演会 報告

  先日、令和元年度合志市人権教育推進協議会社会教育部会人権教育講演会に行ってきました。夜の19時20分からの講演にも関わらず、多くの皆さんがご参加いただきました。
また、講演を聞いただきました皆さんから「常に前向きな生き方を学んだ。」「子供にも聞かせたい内容でした。」「リラックスして楽しく話が聞け、見習わなくてはならないと思いました。」「パラリンピック選手の努力がすごいと思ました。」「テレビを見る目が変わると思います。今日は話を聞かせていただいてよかったです。」などの多くの感想を頂きました。
ご静聴を頂きまして有難うございました。

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熊本県立第二高等学校 講演会及び車いすバスケットボール体験

  令和元年8月27日(火)に熊本県立第二高等学校の保健委員、女子バレー部、女子バスケ部の皆さんに講演と車いすバスケットボール(以下、車いすバスケ)体験を実施させていただきました。

 今回は、午後の初めの1時間を講演。後の2時間を車いすバスケ体験を行いました。
講演はパラリンピック大会に出場した、様々な体験や実感した事。また、海外の出場選手を紹介しました。
 体験の方は、簡単に車いすバスケと健常者のバスケットボールとを比較しながらルール説明を行った後、車いすバスケ用の車いすに乗り実技を行いました。車いすバスケの競技用車いすに乗るのはもちろん初めての皆さんでしたが、車いすの漕ぎ方から開始し、方向転換、ターン、ストップ等の車いす操作の基本技術を体験。
その後ボールを使ってのパス、コート上を転がるボールの取り方、シュートといった車いすバスケに必要な技術を体験し最後に試合を行いました。担任の先生も参加していただき非常に楽しく盛り上がりました。
 参加した生徒の感想では、「難しかったけど楽しかった。実際に体験したことで、少しは理解が進んだと思います。」との言葉もありました。今回の車いすバスケ体験が障がい理解の一歩になったのではないでしょうか。

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  • 熊本県立第二高等学校_02
  • 熊本県立第二高等学校_03
  • 熊本県立第二高等学校_04

パラアスリート支援事業報告

  今回、車いす陸上競技で2020東京パラリンピック出場を目指している選手の支援を行いました。
  支援内容は、本人の体型・障がいレベル(残存機能)・筋力に添ったレーサーポジションとフォームを提案。また、フォーム等と連携(伝動)するブローブに使用する自助具を提案しました。さらに、帰宅後にも一人で行えるフォーミングアップ(ダイナミックストレッチ・スタティックストレッチ)やチューブを使用して行える筋力トレーニング及び練習メニューを紹介させて頂きました。今後、選手の活躍を期待したいと思います。
なお、今回の支援事業にご理解を頂きましたHONDA様と直接的なご協力を頂きました熊本保健科学大学様に心からお礼を申し上げます。

パラアスリート支援事業報告の写真